こんにちは、ふみこです。
2025年9月上旬に男の子を出産しました!
出産にあたり計画無痛分娩を選択して出産したので、備忘を兼ねてその体験を綴らせていただきます。10ヶ月前の話なので当時のメモを頼りに記憶で書いており、ふわふわしてるところもありますがご了承ください。
◾️結論
計画無痛分娩、やって良かった!
◾️前提条件(ふみこの出産時の状態)
・高齢出産(35歳以上)
・妊娠糖尿病になった ※無痛分娩に影響なし
・幸運なことに順調に進み、計画通り39週3日で出産
◾️なぜ計画無痛分娩を選んだか
痛いの、怖すぎる!!!!!
もう純粋にそれだけです。30代後半になると、周りの友人の多くが出産を経験しています。なんなら20代半ばから沢山出産の話を聞いています。出産に対する痛みの恐怖話を10年以上聞いてきたわけですから、シンプルに怖かったです。
そのため産院は無痛分娩を実施しているところ一択で決めました。電車を使って30分かからない場所でしたので助かりました。ちなみに同じくらいの距離で一番気になってた無痛分娩やってます!を大々的に宣伝してる産院は出産8ヶ月前で予約が埋まってて早すぎ驚きひっくり返りました。近くでそこしか無痛分娩対応してる病院なかったら詰んでた。近所に無痛分娩対応産院が2件あって幸運だった。
◾️お世話になった産院の無痛分娩ルール
お世話になった産院は無痛分娩を毎日24時間対応しているわけではなく、決まった曜日に麻酔科医の先生が来院される形でした。曜日は例ですが、月曜、水曜、金曜のみ、かつ8時から17時ごろと実施可能な曜日と時間も決まってるスタイルの産院でした。
なので逆にその日時以外で陣痛が起きたら無痛分娩が出来ないので賭けのようなものでした。なのでマジで出産前日の夜まで「まだ陣痛来るなよ…もうちょい腹に居てくれよ!」でしたし、当日まで持ち堪えてくれたとなったらなったで、いざ麻酔を入れて分娩に臨んでも17時をこえたら麻酔科医の先生が帰られる※ので「マジで17時までに出てきてくれよ…!!!」というド級のわがままな願いを持っていました。
これが"計画"無痛分娩か……!となりました。
※厳密に言うとある程度17時超えても融通を利かせてくれるらしいのと、麻酔科医の先生が帰られても麻酔は入れてくれるらしい。ただ麻酔を強めたり弱めたりの調整ができなくなるらしい。自分は無事に17時前に産めたので詳細不明ですみません。
◾️出産前日
計画無痛分娩は諸々事前準備があるため、前日から入院しました。
分娩の流れの説明を受け、当日のスムーズな分娩に向けて、子宮口を広げるバルーンを入れました。イメージで言うと膣から細い管を入れて中で水風船みたいに膨らませて子宮口を広げる作戦みたいなかんじです。バルーン、入れるとき普通に痛かった。不妊治療中から出産後までの痛みをランキング化すると、4位くらいに入る。(1位陣痛、2位不妊治療の採卵後の安静時、3位卵管造影検査)
あとバルーンにより子宮口が夜に開きすぎて陣痛が起きたら夜に分娩しなくてはいけない、つまり麻酔科医の先生がいない時間、つまり無痛分娩が実施できないということも言われたので、子宮口……ほどほどに頼む!でも全く開かないのも困る、もう既にバルーンで痛い思いをしたのに翌日本番時間かかるのもつらい、というか17時までに終わらせたい、でも開きすぎるのもアカン!ほどほどに頼む…!!!!!とビクビクしながら夜を過ごしました。そのビビりといよいよ出産だ怖い緊張で全然眠れませんでした。
余談ですが前日の夜、緊張で胸がバクバクしてどうにかなりそうだったのでこちらを何度も見てました。
ちなみに更に余談の最高情報なのですが、個室の部屋番号が315号室でした。テンション爆上がり優勝安産チャンス!!!!!!でした。

◾️出産当日
5:00
無事に夜中に陣痛は起きませんでしたが、陣痛起きたらどうしようとか出産への恐怖などでほぼ眠れず、指定された朝5時に起床。
5:20
着替えを済ませ、朝食(ゼリー飲料)を食べる。出産まで食べられない可能性があるため、今のうちにエネルギー補給。その後分娩台に移動し、色々繋がれて心拍とお腹の張りを確認される。
6:00
ここで1回目の飲み薬タイプの陣痛促進剤を飲む。飲むだけだし陣痛が来ないので、分娩台の上でウトウトしながら寝た。
7:00
そして2回目の飲み薬タイプの陣痛促進剤を飲む。まだ眠い。確かこのあたりで背中に麻酔入れる用の管をつけるために針プスした。痛くないしまた分娩台の上で寝た。
8:00
点滴型で促進剤を入れる。助産師さんに、「10:00〜10:30ごろに旦那さんに来てもらうように伝えてください」と言われて連絡する。まだ全然この時は痛みなしで余裕の連絡。
ここで個人的に大事な情報があり…麻酔のメリットは言わずもがな痛みを和らげることなんだけど、麻酔を入れたら陣痛がわかりづらくなり、いきみがしづらくなる=時間かかる、という感じの説明を受けました。
自分は「17時(麻酔科医がいる間)までに産む!!!!!!」が目標だったので麻酔は極力我慢するように頑張りました。本当にきつくなる手前で麻酔投入してもらおうと思いました。
9:00ごろ
徐々に陣痛促進剤が効いてきたのか、痛くなってくる。生理痛の1日目か2日目くらいの痛みが定期的にやってくる。
9:30ごろ
明らかに痛くなってきた。助産師さんから、「そろそろ麻酔入れますか?」と言われ、「まだ大丈夫です!!!!」と耐える。
10:00ごろ
ガチで痛くなってきた。でもなんとかギリギリまだ耐えられる。陣痛の波が来た時に「ヴッ‼︎」て声が出るくらいに痛くなってきた。助産師さんに、「そろそろ麻酔入れましょうか!」と言われ、「まだ…大丈夫です!!」と言う。そのやりとりを何回か繰り返していたら助産師さんに「せっかく無痛分娩の費用払ってるのに?!」と言われて、確かに…てなったしちょっとおもしろかったけどまだ我慢した。
というかそろそろ夫が来る時間に近づいてたので夫が来るまで麻酔を入れたくなかった。なぜなら夫が来た時に麻酔入れ済みで余裕そうな顔してたら、ふ〜ん大丈夫そうじゃん、みたいに思われるのが癪すぎたから苦痛の表情も見せておきたかった。だから1分でも早く来てくれ。
10:20ごろ
マジでガチでもう本当に痛い。やっと夫が到着する。産院に夫が到着して分娩室に行くまでに助産師さんが夫を案内してたんですが、「麻酔もう入れていいんですけど、頑張って耐えていますよ…!」と言ってくれたらしい。その情報共有アピール大感謝。
到着して苦しんでいる姿を見せたところで、「麻酔お願いします!!!」で投入してもらう。
麻酔が徐々に効いてきたら、生理痛では例えられないドデカ痛みから一転、体感生理痛4日目くらいのまあちょっと痛いねくらいに収まる………麻酔、スッゲ 〜〜〜!!!!!!!!現代の科学に大感謝祭!!!!!!助産師さんから、「今 麻酔してなかったら絶叫してる人がいるくらいの痛みですよ」と言われ、ちびりそうになる。いやもうちびるくらいなんて排尿排便イベントあるあるらしい出産において誤差ですが。ていうかその痛みの手前だったんかいそりゃ痛いわけだわ。
ちなみに夫は到着してから出産までずっと水分補給係をしており、水欲しいと言ったらストロー付きのペットボトルを私の口に近づける仕事をしてくれました。
〜12:00 この辺から時間がうろ覚え
そろそろいきんでみましょうかと言われ、いきんでみるも上手いいきみ方がわからない。助産師さんが足の裏を押して力を入れやすくしてくれたり、体勢を変えたりなど色々試行錯誤した。子宮口は多少あいてきたぽいが、なんかうまくいきみができないままずっと頑張っていきんでた。
12:00〜14:00
朝からずっと助産師さんお一人で時々先生が見に来るみたいなかんじだったけど、なんかいきんでるのを頑張ってたら気づいたら助産師さんが2人‥3人…4人と増えていた。もう既に2〜3時間はいきんでて疲れてきて、麻酔が効いていたからなのか必死だったのかわからんが正直この時の痛みは覚えてない。でも覚えてないってことは死ぬほど痛いやつではないからやっぱ麻酔ってすごいんだな。
14:00〜
気づいたら助産師さん4〜5人と産科医の先生に囲まれており、そのうち2人の助産師さんがいきむタイミングやいきみ方をわかりやすく教えてくれてからは進みがいいかんじになった。そ、その情報…もっと早く…3時間くらい前に…教えてくり〜!ちなみになぜ急に助産師さんが増えたかというと、どうやら隣の分娩室で同様に本日無痛分娩を行った経産婦さんがいてさっき無事出産を終えたので人員がこちらに流れてきたようだった。
この時点では陣痛の間隔が1〜2分?(うろ覚え)でもう産まれる直前になってた。「赤ちゃんの髪の毛見えてますよ!」「あと少し!」が心の支えになった。
14:30〜
最終的には4〜5人の助産師さんがいきむタイミングともに声をかけてくれたり、そのうち1人の助産師さんがご自身の体重をかけて自分のお腹をいきみタイミングに合わせて思い切りグッッと押して、産科医の先生が(多分)手を入れてるのか引っ張ってるのかわからんが何かをやられているということが起きていた。喉が渇くので水分も飲みたいがお腹を押されたら逆流して吐きそうにもなりそれを伝えたらタライも用意された。結論として吐かなかったが。陣痛の間隔も短くなり痛みもありお腹は押されるしなんかもうそろそろ産まれるという緊張感もあり呼吸の仕方がうまくなくなり、酸素マスクみたいなのをつけられた。
14:45ごろ
とにかく3〜4時間ずっと必死でいきみ続けてた中で「あと少し!」「いいかんじですよ!」を言われ続けてたので、あと少し!の言葉への信頼を失っていた。全然あと少しじゃァないッ!と思ってたところ、突然「あと2回いきんだら産まれます!」と言われて、頭がハッとしたというか目が覚めたというかで、エ?!急に具体的な数値?!!となりお腹を押され4〜5人の助産師さんが声を揃えていきみを教えてくれて、ラストスパート。
ぬるっと何かが出る感覚があった。
産まれた…
2回いきんだら本当に産まれた………
なんであと2回ってわかるんだ、すごいな
出産
産んだ瞬間、股の方から出てきたのが人間だったので、「に、人間だ………!」と驚いた。当たり前の話なんだが、いやこれまでの人生で自分の体から人間が出てくることはなかったし、生命体が自分の中から出てくるというのはかなり衝撃の光景だった。
そして子を取り上げてもらったあとの感想は、真っ先に「やっと終わった………」だった。そしてその後、「妊娠中に色々制限していたもの※ から解放された………」だった。
※妊娠糖尿病になったため、妊娠後期の体重が妊娠前と同じか減るくらいの食事制限をしていました。これは別の機会があれば書きたい
その後の感想が「いや、産まれて嬉しいとかの前に解放感に喜ぶんかい…」と自分都合に呆れつつとにかく出産の疲労でぐったりしていたら、どこからか「フェ〜」と声がしたので、夫に「もしかしてこの声、子どもの声?」と聞いたら「そうだよ!」と教えてもらい、やっと子の存在の認識ができた。子がきれいに洗われてるようで遠くにおり姿が見えず全然実感がわかない。でも助産師さんの「あっ!おしっこした〜!」はなんかかわいいので覚えてる。いきみ長かったからおしっこ我慢してたのかな…いやしらんけど…
子が綺麗に洗われてタオルにくるまれて、自分の隣に連れてきてもらった。正直な感想、この時まだ全然実感がわかなかったし、「かわいい!」という感情もわかず、感動の涙も出ず、これが…自分の体内にいた…人間…!と驚きのほうが大きかった。お顔は顔の輪郭に対して目などのパーツが大きくて、人間というよりは宇宙人みたいなかんじだったな…。
助産師さんが記念に夫と子との3人写真を撮ってくれるとのことだったので撮ってもらった。子の手を触れようと自分の指を近づけた。
そしたら、子が自分の指を小さい手でギュッとした。

その瞬間、涙が出た。
「子の意思(または本能)で、自分に何かをしてくれた」ことで、うまく言えないが、自分ではない「他人である人間が生まれたこと」を認識できたのもしれない。さっきまで10ヶ月間自分と一体になっていたのに、今こうして別個体として、別の生き物として手を握ってくれている。嬉しさ、感動、すごいな…の気持ちが湧いてきて泣いた。
その後分娩台の上で母乳を吸わせるとのことだったが、こんな誕生してすぐにできるもんなのか?!と心配したが、子を乳に近づけると見事に上手にくわえてくれた。ス、スゲ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!何も教えてないのに…人間の本能というか すごいな…生きる能力、すごいな…をひたすら感心しつつ、「乳吸われるのって思ったより痛いな」とは思った。
その後
子はそのまま夫が抱っこをして待機、自分は胎盤を取り出されていた。(もしかしたら子との対面の前だったかも、順序覚えてない)
胎盤見たいです!て言ったら見せてくれたんだけどレバーというか臓器だなって思った。それはそうという話だが、まあまあグロ画像だった。でも自分の臓器見る機会ってなかなかないから、見れて良かった。
その後、会陰切開されてた膣あたりを縫われていた。そういえばなんかいつの間にか切られてた。陣痛中に切りますよと言われた気がしたが必死だったから早く終わるならやっちゃってください!だったし、そもそも拒否権はないし、麻酔が効いていたのであんま切られた感がなかったから忘れてた。縫われた時も麻酔が効いていたので縫われた感があんまりなかった。やはり麻酔は最強である。
◾️まとめ
計画無痛分娩、やって良かった!
「計画」なので計画通りに行くか当日朝までハラハラしていたが、計画通りに行けばかなりメリットある。計画通りに行くのはラッキーであったと認識してるし、計画通りに行かないお産もあるのを知ってる。特に初産なら上手く計画無痛分娩できるの50%くらいの確率ですね〜正直経産婦さんにおすすめしてますね〜と言われてたから超ビビってたし…※あくまで自分が産んだ産院の話です。
あと、無痛分娩の「無痛」という単語はどう見ても誤りで痛いは痛い。誰が名付けたんですか?
しかし、麻酔が効かなかったら絶叫してるレベルの痛みの時に生理痛4日目くらいの痛みで済んでるし、会陰切開された時も縫われた時も痛くなかった。出産後の何時間後かには麻酔も切れて、悪露がオロオロ出まくった時とかは流石に痛かったけど、それは切られた人は全て通る道だと思うから、出産時だけでも痛みが緩和されたのはデカいのではないだろうか。
金額の話で言うと自分がお世話になった産院は、分娩費にプラス10万円くらいだった。とんでもなく価値のある10万円だった。出産すると国からの50万円の補助があるので、自分はオプションに個室入院+無痛分娩したけど手出し金が実質10万円以内で済んだ記憶がある。これは本当に産院(と地域?)によるので参考までに。当日の痛み緩和だけでなく、前日までの痛みへの恐怖を和らげるのを金で買えるのって、すごい。
以上、計画無痛分娩をしたレポでした。
お読みいただきありがとうございました!


















